ウガンダスタディツアーを実施
【アフリカレポート/2018年8月_Topic01】
8/17~8/25の間、平和を五感で感じるウガンダスタディツアーを開催し、14名の参加者の方々とともにグルにある元子ども兵社会復帰施設や、アジュマニの南スーダン難民居住区にある自立支援施設を訪問しました。

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写真:伝統ダンスを踊る受益者の方々
グルにある元子ども兵社会復帰施設のほうには2日にわたって訪問をしました。施設や授業の様子を見学しながら、受益者である元子ども兵の方々や地域の貧困層の方々、そして施設の卒業生の方々と交流しました。
受益者の方々は、洋裁または木工大工の職業訓練を1年半受けた後、残りの1年半はセンターの外で店舗を構えてビジネスを行い、3年で経済的自立と社会的な関係の改善を行っています。

写真:洋裁の授業を受ける受益者の方々
個人的な意見ですが、私が特に印象的だったのは卒業生から直接聞いたお話でした。
何年も拘束された後、村に帰ってきてはじめはどうしていいかわからず、自分の力で生きていくことは難しかった彼女たち。テラ・ルネッサンスの自立支援を受け、今は自分のお店を持ち、経済的にも社会的にも自立することができていて、自分に自信をもって生きている様子が伝わってきました。

写真:施設の卒業生の方々との交流の様子
テラ・ルネッサンスを卒業してから一番嬉しかったことは?と聞かれると、自分の力で仕事をすることができたこと、ここで学んだ技術で何かできたこと、親らしいことを子どもにできたこと、などと答えていました。
そして今度は彼女たちが、今の訓練生にアドバイスをしていたり。
元子ども兵だった方々の人生が、テラ・ルネッサンスを通して変わり、それによってたくさんの良い変化が起こっていることを実際に目で見られて、
テラ・ルネッサンスの理念である、「ひとり一人に未来をつくる力がある」という言葉を実感しました。
記事執筆/
アウェアネス・レイジングチームインターン
田畑勇樹