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母として、祖母として、子どもたちの未来をはぐくんでゆく。

【夏季募金キャンペーン2018 特別企画 かけがえのない暮らし vol.3】


ポル・ポト軍の兵士として20年以上ものあいだ戦ってきたサ・リアップさん。現在62歳のリアップさんはカンボジアのバッタンバン州で娘と2人の孫と暮らしています。今回は彼女の暮らしについてたずねました。

【夏季募金キャンペーン2018 特別企画 かけがえのない暮らし vol.3】


1956年カンボジアに生まれたリアップさんは18歳のときにポル・ポト軍の兵士になることを強制され家族と離れ離れになってしまいました。そして、それ以降は家族に再会することはできていません。

内戦が終わりに近づく頃、ベトナム軍に逮捕されたリアップさんは3ヶ月間刑務所で過ごし、内戦後に解放されました。解放後は援助団体やボランティアの人に生活を支えてもらっていました。

その後、夫が亡くなったのをきっかけにいま住んでいる村に引っ越してきたリアップさん。引っ越してきてからはタイへの出稼ぎで日当を稼いでいたそうです。しかし、出稼ぎでは1日に2.5ドルほどしか稼ぐことができず、そのときの生活は本当に厳しかったといいます。また、娘が幼かったため一緒にタイへ連れて行かざるをえませんでした。


リアップさんはいま、テラ・ルネッサンスから配布された野菜の種を育て、自分たちでたべるだけではなく市場で売ってお金に換えています。今もまだ生活は厳しいものの、野菜を育てるようになってからは出稼ぎに行かなくていいことを喜んでいます。


日々の暮らしの中で一番大切にしているのは娘と孫たち。娘と孫たちの健康を考え、しっかり養えるように日々懸命に働いています。とはいえ心配事もあります。10年ほど前に畑作業で土を耕していた時、目に砂か鉄の破片が入ってしまい左目が見えづらくなってしまいました。

最近では右目も見えづらくなってしまい、はっきりと景色を見ることができません。夫がおらず、娘の夫も離婚していないため、自分の体調の変化や視力の低下が不安だと言います。


リアップさんは娘や孫たちに希望のない状態(hopeless)になってほしくはないと考えています。希望のない状態とはいったいどのような状態でしょうか。おそらく将来の可能生を狭めてしまうことを意味するのではないでしょうか。

リアップさんの願いは2人の孫がきちんと学校教育を受け、生きるために必要な知識を身につけてくれることだそうです。そしてそのために自分がしっかり働くことだと言います。母として、祖母として生きるリアップさんの子どもたちへの強い想いが伝わっています。


不安を抱えながらも、娘・孫たちのために懸命に働くリアップさん。彼女の願いを実現するためには皆さまからのご支援が必要です。テラ・ルネッサンスは現在夏季募金キャンペーン中です。テラ・ルネッサンスの夏季募金に、ご参加・ご協力心よりお願い申し上げます。

 

▼ 特設ページはこちら 
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