平和教育・地雷・小型武器・子ども兵に取り組む認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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「できない物語」を「できる物語」へ。 〜ラウ職員〜

【夏季募金キャンペーン2018 テラ・ルネッサンス 〜仕事の流儀〜 vol.2 】


夏季募金特別企画では、先月の世界会議に登壇したスタッフより、テラ・ルネッサンスの職員から受益者の方の暮らしの変化、そして、職員自身の暮らしの変化をお伝えします。

 第二回目は、カンボジア職員のラウ!カンボジアで、裁縫技術の講師と、地雷被害者のカウンセリングを担当していました。現在は、プロジェクトの裏方を手伝ってくれています。


世界会議の際には、ハードスケジュールでどんなに自分が疲れていても、決して笑顔を絶やさず、周りを気遣ってくれていました。
手にかけていたお弁当の輪ゴムを、痛そう…とそっと外してくれたり。

いつもその笑顔で、周りを穏やかにしてくれるラウに、
カンボジア事業を通じた受益者の方の変化、そしてラウ自身の変化を聞いてみました。 

「訓練生が持続的に収入を得られるよう、自分自身もスキルアップしたい」


裁縫の授業は、週に4〜5回。クメールの伝統衣装(花嫁さんが着るドレス)や普段着の作り方を講習します。


訓練を受けたロックナーさんは、多い時で毎日5ドルほど収益を上げていたといいます。この地域では、一日出稼ぎに行って得られる収入にあたります。


また、ボパーさんは、子どもの世話をしながら、合間で地元の人から頼まれた服の修理をして、一回で10,000リエル(2.5ドル)ほどの収入を得ています。


洋裁技術は、その他の仕事、妊娠、子育てなど、それぞれの状況に合わせて働ける、柔軟な収入源の一つとなるのです。

「訓練生が持続的に収入を得られるよう、自分自身もスキルアップしたい」

「テラ・ルネッサンスで働く中で、自分を馬鹿にする人もいなくなって、今は近所の人と仲良くできています。」


地雷被害に遭った後、足がないというだけで周りの方から差別をうけたというラウ。


カンボジアでは、身体障害はその人の前世からの因果の結果であるという考え方が存在し、一般的に、障害者に対する偏見が根強く残っています(※偏見の理由については、諸説があります)。

地雷の被害に遭った方は、長時間動くと義足との接合部分が傷んだり、できていたはずの仕事ができなくなったり、という身体的な不自由を強いられるだけでなく、周囲からの精神的なダメージも受けてしまう場合が多くあります。

「テラ・ルネッサンスで働く中で、自分を馬鹿にする人もいなくなって、今は近所の人と仲良くできています。」

「できない物語」を「できる物語」へ。


プロジェクトコーディネーターであるクン・チャイにリクルートされ、事務所見学に誘われた際は、人身売買なのでは…と身構え、何度も断ったそうです。読み書きもできないし…と、テラ・ルネッサンスで働くことを、当時はとても躊躇したといいます。

「〇〇ができない」「自分にはムリだ」アフリカの元子ども兵の方からもよく聞かれる言葉だそうです。理事長の小川は、このような言葉を「できない物語」と名付けています。

テラ・ルネッサンスで働く前は「できないこと」に躊躇していたラウですが、ここで働き、「できる」を発見し増やしていく中で、今では自分の技術をもっと向上させたいのだと語ってくれるようになりました。

「できない物語」を「できる物語」へ変えたラウ。誰かのためになっているという感覚が、自分の「できる」という自信につながっていくのは、テラ・ルネッサンスの訓練生も、テラ・ルネッサンスで働く職員ひとり一人も同じなのかもしれません。

「できない物語」を「できる物語」へ。

★ 夏季募金へのご協力をお願い致します。 ★


現在、テラ・ルネッサンスは夏季募金キャンペーン2018を実施中です。8/31までに、あと5,000,000円が必要です。


ひとりの「できない」を「できる」に変えるために。どうぞご協力をお願い致します。



▼ 特設ページはこちら!▼
http://www.terra-r.jp/kakibokin2018.html

< 例えば、あなたのご支援でこんなことができます >
◆ 5,000円の寄付で、
カンボジアで、50㎡の土地にある地雷・不発弾の撤去作業を支援できます。

◆ 10,000円の寄付で、
カンボジアで、家庭菜園用の野菜の種や苗木2種類200家族分を支援できます。

◆ 30,000円の寄付で、
カンボジアで、地雷被害者が家畜飼育するためのヤギ2頭を支援できます。

※ 寄付は税控除の対象になります。

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記事執筆/
PRチーム・インターン
名倉 早都季

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