「やってみないとわからない。まずはやってみよう!」の実践
ある日のカンボジアオフィスで…
こんにちは!インターンの津田です。
複数の村を訪問し、オフィスに帰ってきた日。

畑を耕す、江角駐在員の姿が。何かの種を蒔いています。

聞いてみると、蒔いているのは、「大豆」の種でした!
先日のラオス出張で手に入れた大豆の種だそうです。発芽しやすいよう、昨日から水につけておいた種を、蒔いていきます。

写真:真ん中あたりに見える白いものが大豆。
カンボジアのオフィスでは、野菜を育てたり、ココナッツ殻をミミズに食べてもらって良質な土を作ったり、コオロギを飼育したり、鶏を飼育したり、本当にいろいろなことを試みています。一時期はきのこ栽培も行っていたそうです。
いろんなことにチャレンジしているだけではありません。
こだわりは、スタッフのみんなもよく言う「ナチュラル」。
科学的な肥料や農薬は使わないようにする、というのがテラ・カンボジアファームのこだわりです。
カンボジアでは野菜を使った美味しい料理がたくさんありますが、カンボジア産の野菜は3割ほど。多くはベトナムやタイからの輸入品です。安価に手に入る一方、残留農薬の心配があり、実際に健康被害も出ています。
土地をよく知る現地スタッフたちだからこそ、野菜を買う際にも果物を買う際にも、「これはカンボジア産だよ。」「これは農薬を使っていないから"ナチュラル"だよ。」と、教えてくれます。
オフィスで取れた野菜は、「お夕飯ように。」と言って、スタッフが持って帰ることもあります。

写真:事務所で育てている野菜や花。
「やってみないとうまくいくかわからないから、まずは自分たちでやってみよう。」という姿勢で、新たな可能性を探るためにいろいろ試しています。スタッフみんなで、気づいた時に水をやったりしています。
「蒔いた大豆が雨で流されてしまいませんように…」と願いながら、発芽を楽しみに待とうと思います!
読んでいただきありがとうございました。
アジア事業マネージャー江角による、現地報告ブログ「バッタンバンの風」はこちらから。
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記事執筆/
アジア事業インターン
津田 理沙