スマホで板書をパシャリ。積極的な参加者たち
アジアレポート/2018年6月_Topic03
6月12日から15日にかけて、「地雷被害者を含む障がい者100家族の生計向上支援」」で、2年目の鶏飼育対象者にトレーニングを実施しました。二日のトレーニングを二回に分けて実施しました。
1世帯が病気で参加できなかった以外は、両日とも全対象世帯から参加があり、合計48世帯が鶏の飼育の仕方を学びました。
トレーニングでは、鶏の飼育に使用できる有用微生物群(EM)を制作するワークショップも行われました。参加者が、家の周りに生えていた草木や木の実を持ち寄り、EMの材料に使いました。

【写真1】有用微生物群を作るため、草木を砕いている参加者
熱心にメモを取って話を聞いたり、板書を全てスマートフォンで写真に撮っておくなど、積極的な参加者の姿が見られました。また、質問や意見も飛び交い、先生の専門家と活発に話し合いがなされていました。
参加者の世帯は、1年目に他の家畜を飼育し、これから2年目で鶏の飼育に取り組みます。

【写真2】一回目のトレーニング参加者と農業専門家(右から二人目の青いシャツの男性)
鶏は病気による死などトラブルも多いですが、これだけやる気を持って積極的に参加する姿を見て、きっとしっかりお世話してくれるだろうと嬉しくなりました。鶏を飼育することが対象世帯の中・長期的な収入源となるよう、サポートを続けていきます。

【写真3】お手本を見せるために事務所で飼育している鶏
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記事執筆/
アジア事業インターン
津田 理沙
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アジア事業インターン
津田 理沙