寄付で得たのは人生で一番大切な無形資産。支援者 山田剛司さん
【夏季募金キャンペーン2018 特別企画 テラルネのある暮らし vol.4】
「寄附を通じて私が得たものは、どんなに頑張ってもお金では得られない、人生で一番大切なものでした。」
そう話してくださったのは、法人サポーターであり社団法人 住まい選びコンシェルジュ協会の代表理事をされている山田剛司さんです。
2011年3月、東日本大震災で多くの不動産が災害に見舞われました。「まさかこんなことになるなんて。」という住民の方々の言葉をきっかけに、顧客本位の適切な不動産情報の開示とマッチングが受けられる世の中を目指し、不動産・建築業界の健全化に向けた取り組みをされています。
その活動の中、経営者勉強会で当会理事、鬼丸と知り合い、話を聞く中でその活動に衝撃と共感を覚え、寄付を決めたといいます。

首尾一貫した理念。現場と繋がっている歓び。
「子や孫の世代が今よりも平和な世の中であることを願い、社団法人に蓄積する余剰利益は積極的に世の中にお返ししていきたい。」
そのスタンスを貫き、世界平和活動に貢献しているNPO団体や、自然保全活動団体に寄付や支援を行っているという山田さん。
「寄付をするだけでなく、それが関わる方々にどのような影響を与えて、効果が出ているかを知りたいと思いました。」
そう話し、2016年にはウガンダのスタディ・ツアーに参加、2017年にはカンボジアの事業地も訪問されました。
「寄付を続ける理由は、首尾一貫した理念と現地での活動です。現地への訪問で、現地スタッフと、受益者との垣根を超えた信頼関係を感じ、笑顔という結果がしっかり出ていることで、支援者として現場と繋がっている歓びを味わうことができました。」
【写真:ウガンダのスタディ・ツアー】

寄付は、暮らしをより豊かにするもの。
「寄付で得たものは、世の中の『Giver』タイプの仲間との出会いでした。お金やモノといった有形資産と家族や気の置けない仲間といった無形資産。人生の財産にはこの二つがありますが、私は後者の方が幸せであり豊かな人生に必要不可欠だと感じています。」
「『Giver』とは、無形資産に人生の価値を置いているため一見、一方的に金銭的価値を相手に与えっぱなしに見えますが、実はそこから享受する無形資産の価値をしっかりと感じられ、穏やかな人間関係の中で豊かな人生を歩むタイプです。」
寄付での関わりに始まり、様々なイベントにもご参加くださっている山田さんにとって、そんな方々との出会いはご自身の人生を鮮やかに彩っているのだと感じました。

自分のMissionは「居場所づくり」。
「最近、とても強く感じるのですが、私の今世におけるMissionは「居場所づくり」だと認識しています。」
最後に何か伝えたいことはありますか、とお聞きしたところ、そう話し出されました。居場所づくりは、「安心して生活できる社会の実現」を目指すテラ・ルネッサンスと通ずるものがあります。
「私にとって、居場所というのは心からリラックスをして、信頼関係がある中で存分にやりたいことができる環境です。この地球で同じ時空を共有する、かけがえのないより多くの人達とともに、心地良い居場所を増やしていくことに、微力ですがお役に立てれば幸いです。」
お金は諸刃の剣で毒にも薬にもなると話し、寄付先についても本気で考えた、という山田さん。
インタビューを通して、改めてその想いが私たちを鼓舞し、時に躓きそうになる心を支え、テラ・ルネッサンスの活動を、より力強く、優しく、大きなものにしているのだと感じました。
そんな支援者様とともに「世界平和」というビジョンを描けることを、心から嬉しく思います。

夏季募金も終盤!どうぞご協力をよろしくお願い致します。
夏季募金キャンペーン2018も終盤に差し掛かって参りました。8/31までに、あと2,100,000円が必要です(8/22日時点)。
どうぞ夏季募金へのご協力をよろしくお願い致します。
▼ 特設ページはこちら!▼
http://www.terra-r.jp/kakibokin2018.html
FB上では、シェア祭りも実施します。ネット環境があれば、どなたでもご参加いただけます。
参加ボタンと記事のシェアでどうぞご協力ください。
▼!「シェア祭り」詳細はこちら!▼
https://www.facebook.com/events/452134375264441/
< 例えば、あなたのご支援でこんなことができます >
◆ 5,000円の寄付で、
カンボジアで、50㎡の土地にある地雷・不発弾の撤去作業を支援できます。
◆ 10,000円の寄付で、
カンボジアで、家庭菜園用の野菜の種や苗木2種類200家族分を支援できます。
◆ 30,000円の寄付で、
カンボジアで、地雷被害者が家畜飼育するためのヤギ2頭を支援できます。
※ 寄付は税控除の対象になります。
..............................................
インタビュー・記事執筆/
ARチーム・インターン
岡本 美穂