カテゴリー別アーカイブ: 現地職員からのメッセージ

10ヶ月が経ちました。

岩手に来て10ヶ月が経ちました。

少し振り返りも含めて、
岩手に来てから感じたことを書いてみたいと思います。

お付き合いいただけたら幸いです。

去年の4月までは、東京の会社で働いていたので、
まさか自分が、東北に来る事になるとは思っていませんでした。

ボランティアにも興味はありませんでしたし、
裁縫もボタンの付け方もわからない、
そんな状態でした。

その自分が、
裁縫教えるなんて、
NPOで働くなんて、
まったく考えてもみませんでした。

でも岩手に来てよかったと、心から思っています。

去年の5月大槌町に来たときは、多くの方が避難所で生活をしており、
非日常のように感じたのを、よく覚えています。

当時大槌だけでも大小合わせて52カ所の避難所がありました。
数人で暮らしている一軒家から、300人いる学校まで、
本当に様々な避難所が点在していました。

平日でしたが、僕は避難所を回りながら、
どこにどのような問題があるのか。
どこに困っている人がいるのか。
どんなことに困っているのか。
そして何をすることが、住民の方々にとって、
役に立つのかを、常に考えていました。

ただ何をするにも、まずは現地で何が起きているのかを理解しなければ、
手を下しようがなかったので、
人に会い、話を聞くということを繰り返していました。

たくさんの出会いがありました。
たくさんの行き場のない思いがありました。
たくさんの怒りがありました。
たくさんの悲しみがありました。

誰一人として同じ状況の人はおらず、
それぞれが、それぞれの事情を抱えていました。
それは今も一緒です。

まだまだ先は長いですが、
一歩ずつ丁寧に進んでいきたいと思います。

僕の好きなチベットに、
こんなことわざがあります。
「ふるさとはあなたが心地よくかんじるところ。 両親は、あなたに良いことをしてくれた人たち。」

僕にとって、岩手はふるさとです。
こんなに素敵な場所に住むなんて思いませんでした。

みなさん本当に優しいのです。
岩手に来てから、家族がたくさんできました。
僕が勝手に思っているだけですが(笑)

ふるさとは、いくつあったっていいし、
家族は何人いてもいい。
そう思っています。

岩手に来て、本当にたくさんのことを教えていただきました。
知らなかった事も、たくさん知りました。

水も、空気も、食べ物も、とても美味しくて、
景色は本当にキレイです。

何もないって、皆さんいうのですが、
そんなことないです。

だってこんなに美しい自然に囲まれているのですから。

僕は、
星がこんなに美しいとは、知りませんでした。
夜がこんなに暗いなんて、知りませんでした。
見渡す限りに蛍がいる光景の美しさを、知りませんでした。
雪がこんなに美しいなんて、知りませんでした。
魚がこんなに美味しいなんて、知りませんでした。
鮭があんな風に川を上るなんて、知りませんでした。
水道の水が普通に凍るなんて、知りませんでした。(修理に数千円かかります..)
熊が普通にいるとは、思いませんでした。
人がこんなに優しいとは、知りませんでした。

東京から来た僕には、
何もかもが、本当に新鮮でした。

刺し子さんには
「東京からこんなところに来るなんて」とよく言われるのですが、

こんなところなんて全く思いません。
ここは本当に、素敵なところです。

このプロジェクトが目標としている「大槌刺し子」が
現地の産業として根付くためには、
まだまだ課題も多く、簡単ではありません。

でも全然大丈夫です。
素晴らしい仲間と、刺し子さん達がいます。
応援してくださる支援者の皆様がいます。

こんなに心強いことはありません。

最後に、刺し子さんの言葉をご紹介させてください。

「何いってるの。
 いつもできる限りのことをしたいと思っているのだから、
 困っている事があったら遠慮なくいうんだよ」
(商品の梱包を手伝っていただいて、お礼を伝えたときの返答)

「ありがとう。 本当にありがとう。
 私たちを救ってくれてありがとう。
 刺し子がなかったらどうなってたかわからない。
 みんなありがとうって思ってるよ。
 刺し子がなかったら嫌なことばかり考えてしまう。
 いつまでやれるかわからないけれど、一生やるからね。」
(84歳の刺し子さんの言葉)

何もかも始まったばかりです。
ここで活動させていただけることに心から感謝し、
精進して参ります。

引き続きよろしくお願い致します。

スタッフ 吉野

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【スタッフ紹介】初めまして。インターンの鈴鹿です。

初めまして。インターンの鈴鹿です。
今月始めから遠野で活動しています。
今年9月まで4年間、アフリカのタンザニアという国におりまして、久しぶりの冬がここ岩手。
既に11月の寒さに驚いております。
今朝起きると、雪が少し積もっていました。

外から部屋の中に入ると、眼鏡が曇ります。。

さらに、こちらには、このような水道があるのです。

水が水道管の中で凍らないように、上の水栓を調節して、水位を下げるのだと、近所の方から教えていただきました。

ここに来てから、何度か大槌町に行き、刺し子さんと接する機会があり、
話している中で、地元の言葉を教えていただきました。
「お茶っ子」、「飴っ子」というように、単語の後に「~っ子」をつけるのです。
関西の「飴ちゃん」、「お芋さん」のような感じでしょうか。
「お茶っ子飲んでいって」と言われると確かに親しみがわきます。
刺し子さんのことをもっと知りたいので、寒い中「お茶っ子」でも飲んで、
ゆっくりと話す時間をつくっていきたいです。

インターン 鈴鹿達二郎

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【現地職員からのメッセージ】 はじめまして、牧野です。

みなさま、はじめまして。
先月、京都から遠野にやってきた牧野です。
生まれて初めての雪国暮らしということで、
楽しみでもあり、怖くもあり、というのが現在の心境です。
私自身、寒いのは苦手なのです。

先日、雪が降ったときは、手袋をしていた指先が、
寒いのを通り越して、痛いとしか言いようがない状態に陥りました。
まだ11月だというのに、こんな状態で無事に冬越しできるのでしょうか・・・。
防寒グッズでいろいろ対策を練らなければ。

さて、ここからが本題です。

これまで現地は布巾とコースターの生産を主に行っており、
発送業務は現地以外のところで行っていたのですが、
11月より、現地(岩手県)からの発送業務を始めました。

ちなみに、現地から宅急便(ヤマト運輸さん)で荷物を送る場合には、
岩手県のキャンペーンキャラクター「そばっち」が載った送り状となります。

「そばっち」とは、岩手の名物、「わんこそば」と「漆器」をかけあわせたキャラクターです。
 そして、何と、そばっちにはきょうだいがいるのです。(わんこきょうだい)
 気になる人は一度探してみてくださいね。

牧野

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