テレビ番組『NHKスペシャル』に、テラ・ルネッサンスの小川が出演。番組では語りきれなかったメッセージをお届けします。

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【 新着 】NHKスペシャルをご覧いただいた皆様へ


この度は、テレビ番組『NHKスペシャル』をご覧いただき、ありがとうございました。新型コロナウイルスが感染拡大をみせるアフリカと、そこに生きる人々への現状に関心をお寄せいただけましたら幸いです。

番組でのご紹介のとおり、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大に伴い、アフリカでの感染拡大が予見されるなか、認定NPO法人テラ・ルネッサンスは活動地域であるウガンダ、コンゴ民、ブルンジにおいて、「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」を実施しています。

少し長くなりますが、新型コロナウイルスがアフリカ(特に紛争被害にあった人々)にもたらすの課題や現状、そして私たちの活動について、テレビでは伝えきれなかった情報をより詳しくお伝えしたいと思います。ぜひ、この機会にご覧ください。

■ アフリカ地域における新型コロナウイルスの影響



現在、テラ・ルネッサンスが活動しているウガンダ、コンゴ民、ブルンジにおいても感染者が確認され、その数は増え続けています。これらの地域は、もともと紛争の影響で、多くの避難民や貧しい人々が劣悪な環境下での生活を余儀なくされています。医療体制や衛生管理が不十分で、今後の感染拡大が危惧されています。


また、ウガンダ は140万人の難民を隣国(主に南スーダン)から受け入れており、現在、世界で3番目に多くの難民が居住している国でもあり、コンゴでは、紛争の影響で451万人が国内避難民としての生活を余儀なくされています。

その多くが、テラ・ルネッサンスの活動地域である、ウガンダ北部やコンゴ東部に集中しているのです。こうした弱い立場に置かれた人々は、新型コロナウィルスに対する感染予防の知識や、予防のための必要物資を購入する経済的余裕もない状態です。



ひとたび、この地域に感染が広がれば壊滅的な被害をもたらすことが懸念されます。特に難民居住区など、衛生環境が悪く、人口が密集している場所での感染拡大は、取り返しのつかない事態を招くことになります。


現在、ウガンダやコンゴでは、感染ルートの多くが欧米諸国からの入国者に起因していることもあり、自国への渡航制限や、実質的な国境閉鎖の措置を採っています。合わせて、国内での移動や経済活動を大幅に制限し、ウィルス侵入の予防策を講じています。


✔︎ 学校や教会、イベントで人が集まることを禁止
✔︎ 庶民の足でもあるバスや乗り合いタクシーなど交通サービスを停止
✔︎ 市場での非食料品のビジネスの禁止
✔︎ ホテルやレストランなどの営業制限 など


あらゆる社会経済活動を制限する措置をとっています。



■ 「ウイルスに殺されるまえに、失業に殺される」



しかしながら、それに伴い、多くの住民が失業もしくは一時的に収入源が絶たれ、現地の人々の生活が圧迫されています。同地域では労働者の大半が、日払い、週払いで生計を立てており、生活の糧を失った最貧困層の人々の生命を脅かす事態が生じています。

ウガンダ では「ウィルスに殺される前に、失業に殺される」と言った会話が、巷でささやかれ、政府に対する不満も高まりつつあります。経済的な困窮が大規模なデモや暴動に発展することも危惧されているのです。



コンゴでは、紛争の影響を受けた多くの女性たちが基本的ニーズを満たすことができず、栄養失調や予防治療可能な病気で乳幼児を亡くしています。


テラ・ルネッサンスの支援対象地域(南キブ州)では、ここ数年、推定190万人の人々が1日1食の食事を摂取することも困難な状況なのです。


さらに、コロナ対策のために社会経済的な制約が課され、膨大な数の人々が生存の危機に直面しています。

新型コロナウィルスの感染リスクと、社会経済的リスクの双方を同時にリスクマネージメントしていく視点が求められていますが、限られた現地政府の予算と人的資源だけでは、到底、対応できる状況ではありません。

こうした状況を踏まえて、テラ・ルネッサンスとして以下の事業を緊急に開始することとしました。


■ 緊急支援プロジェクト、始動



事 業

アフリカにおける新型コロナウィルス対策支援事業

目 的

新型コロナウィルスの感染を予防すると共に、最脆弱層の人々の社会経済的ダメージを最小限に抑えること。

対象地域

① ウガンダ北部(グル県)/南スーダン難民居住区(アジュマニ県)
② コンゴ民主共和国 南キブ州/中央カサイ州
③ ブルンジ共和国 /ムランビヤ県

対象者

① 難民・国内避難民、
② 紛争被害女性(シングルマザー等)
③ 元子ども兵
④ 最貧困層住民
⑤ 洪水被害者・被災者

対象者数

約150,000人

活動概要

 


(1)新型コロナウィルス感染予防活動
石鹸や洗剤、消毒液、簡易手洗い設備などの公衆衛生用品、備品の供与及び、手洗い方法や、新型コロナウィルス予防のための啓発活動、ポスター配布など。

(2)最脆弱層への生計支援活動 〜経済的ダメージ軽減のための活動〜
商業活動を継続するための用具、材料などの供与、及び、収入向上のための研修、法的手続きのサポート、緊急的な生活物資の支援など。

 

 

■ 日本の皆様からのご寄付で、緊急支援を届けています。

 


私たちは、4月から5月まで募金キャンペーンとして広くご支援の呼びかけを行いました。日本の皆様からお寄せいただいた寄付をもとに、ウガンダをはじめ、コンゴ民、ブルンジにおいて、6月現在までに以下のような支援を届けることができています。

✔︎ 石鹸配布:40,000個
✔︎ 手洗い設備設置:840箇所 
✔︎ 手洗いチラシ・ポスター配布:18,000枚
✔︎ 上記含めた街宣車での啓発:50,000人
✔︎ 布マスクの製造:20,000個
✔︎ 食料・生活必需品:2,000人


   





■ 元子ども兵にマスク制作を依頼、地域で評判に。

 

また、アフリカでも感染予防のためにマスクの需要が高まってきています。ですが、使い捨てマスクは通常より何十倍も高い値段で販売されているため、貧困層の人々では手に入れることができない状況です。

そこで私たちは、テラ・ルネッサンスの支援によって洋裁の技術を身につけた元子ども兵の方々へ布マスクの生産を依頼。マスクの生産によって収入を得られるとともに、マスクを必要とする人々へ配布するための支援をはじめました。

これらのマスクは貧困層の人々をはじめ、病院で働く医療従事者の方々にも配布し、大変喜んでいただいています。その評判の広がりから、最近ではどこに行っても「マスクが欲しい」と声をかけられます。

 


元子ども兵という過去を背負うばかりに、10年前は周囲からの差別を受けたり、家族や親戚からもお荷物扱いされていた彼ら彼女らですが、今ではマスクの生産を通じて社会の人々にとって、 かけがえのない存在となっています。壮絶な過去を乗り越え、コロナ禍にもくじけず、今を生きる彼らや彼女らの姿に、私は感動を覚えました。


このように、アフリカ地域における緊急支援プロジェクトは2020年12月まで継続予定です。活動報告は、引き続きこちらのホームページでお知らせいたします。



■ 寄付という方法で、私たちの活動にご参加ください。

今回ご紹介したのはアフリカにおける取り組みでしたが、私たちはアジアでも紛争被害にあった方々への自立支援に取り組んでいます。
 
途上国における最貧困層の人々、また紛争被害にあった人々などは、新型コロナウイルスの影響によりさらなる困難にさらされている状況です。それらの人々の命と暮らしを守るため、ぜひこの機会に寄付という方法で、私たちの活動にご参加ください。


いただいたご寄付は、新型コロナの影響にさらされ紛争被害にあった人々の自立と自治を促進する支援、国内外で平和構築を実践するテラ・ルネッサンスの全ての活動に活用させていただきます。引き続きのご支援とご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。



■ あなたの寄付でできること、例えば

 

 
 

 
 
  



外部サイト「ふるさとチョイス」へ移動します


    

■ 最後に



「先進国で感染が抑制されたとしても、アフリカなど途上国で感染が火のように広がり、数百万人の感染者が出た場合、ウィルスが変異する恐れがあり、ワクチンが開発されても効かなくなる可能性がある」


2020年3月26日、国連事務総長は上記のように言及しました。


このことは、人工呼吸器などの医療設備や、医療体制が乏しいアフリカでの感染拡大が、大量のアフリカの人々の命を奪うということと同時に、もし途上国での感染拡大を収束できなければ、世界全体に、再び甚大な被害を長期的に及ぼすリスクがあることを示唆しています。

国境を越えてグローバルに広がるウィルスの脅威に対して、各国が自国中心主義に陥らず、今こそ、世界中の人々が相互に協力し合い、国益を越えてこの「共通の脅威」に立ち向かっていくことを切に願っています。

皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

認定NPO法人テラ・ルネッサス

理事長 小川真吾

■ ふるさと納税(寄付)を、ご活用ください。


 

テラ・ルネッサンスでは、2017年より「ふるさと納税」を活用した寄付ができるようになりました。通常よりも控除額が大きく、ご希望に応じた返礼品をお選びいただくことができます。ご都合のよい方法で、テラ・ルネッサンスの活動へご参加ください。

「ふるさと納税で寄付」のボタンから、外部サイト「ふるさとチョイス」のページへ移動します。そこから、ご希望の寄付金額(返礼品)をお選びいただくことができます。※寄付金の控除額には一定の限度額があります。

詳細は、最寄りの税務署にお問い合わせいただくほか、ふるさと納税の場合は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」をご覧ください。
ふるさと納税でのご寄付の一部は、佐賀県における啓発事業に充当いたします。

 外部サイト「ふるさとチョイス」へ移動します


 

■ 銀行振込、郵便振込をお選びいただけます

テラ・ルネッサンスでは、『クレジットカード』『銀行振込』などのお振込窓口をご用意しています。銀行振込をご希望の場合は、下記のボタンから申し込みフォームをご覧いただき、お支払い方法の【 銀行振込 】を選択のうえお申し込みください。郵便振込(用紙)をご希望の際は、テラ・ルネッサンスまでお問い合わせください。( 京都事務局:075-741-8786 )

 


■ コロナウイルスによる、寄付管理業務の一部遅延について

コロナウイルスの影響を受け、現在、本部事務局(京都)における就業がリモートワークになっています。このため、ご寄付をいただいた皆さまへのお礼状等の発送業務、およびお問い合わせ対応において、一部の遅延が見込まれる状況です。お手数をお掛けいたしますが、何卒ご理解をいただけますと幸いです。


■ 遺贈(寄附)をお考えの方へ

近年増加している『遺贈』を通じたご支援について、テラ・ルネッサンスでもご相談を承っております。

ご関心のある場合は、以下のフォームからお問い合わせください。この際、「NHKスペシャル(テレビ)を見て」とご記入をお願いいたします。遺贈のご相談をはじめ、ご支援をご検討いただくための資料をお送りさせていただきます。

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