なぜ携帯電話なの?

携帯電話は何からできているか知っていますか?
携帯電話の中には、「レアメタル」と呼ばれる、希少価値の高い金属が多く含まれて居ます。
その多くは日本国内で採掘することができないため、外国から輸入されています。
コンゴ民主共和国は、レアメタルが豊富に埋蔵されている国のひとつです。

レアメタルが起こすコンゴ紛争

アフリカ中央部に位置するコンゴ民主共和国(以下、コンゴ)では長年の紛争で治安が悪化し、武装勢力による略奪、誘拐、性的暴力などが後を絶ちません。

コンゴの武装勢力の多くは、国内でのレアメタルの違法な採取活動から活動資金を得ています。世界的な携帯電話など電子機器の普及により、コンゴには、レアメタルが出ていくと同時に軍事資金が大量に流入しています。

レアメタルが紛争長期化の一因となっているのです。

なぜ不要携帯電話を回収するの?

現在日本国内に存在する不要携帯電話のうち、回収されているのは半数に満たない状況です(社団法人電気通信事業者協会)
日本では、携帯電話をはじめ、レアメタルを用いた電子機器が大量に使用されています。不要携帯電話を回収することで、新たなレアメタルの入手を減らすことができます。

現在、日本企業がコンゴ産のタンタルを輸入しているという情報はありません。
しかし、タンタルの原料(コルタン)がタンタルに精製され、電化製品に使用されるまでの過程は非常に複雑で、世界中で、タンタルに対する需要が増える中、私たちがこの問題に無関係であるとは言い切れません。